資格や技能、商品のすごさを語りまくっていませんか
起業したり資格取得したりするほど好きなこと・入れ込んでいる商品のことを、ブログやSNSで得々と語っていませんか?
〇〇の資格保有者です!
あれができます!
これもできます!
この商品ってこんなにすごいんですよ!
そういうことを言いたくなる気持ちはよくわかります。だって起業するほどそれが好きなんですもんね。魅力や凄さを語りたいですよね。わかってくれたら買ってくれるって思っちゃいますよね。
私もやっておりました。
残念ながら、集客したいならそれはやってはいけません。
顧客の興味は自分のことだけ
人は自分のことにだけ興味があります。
あなたがどれほど優れた人であろうと、あなたの商品がどれだけ素晴らしかろうと、自分の役に立たないものなら興味は持たない。そういうものです。
あのレオナルド・ダ・ビンチですら、自分を売り込む手紙には”わたくしは絵も描けるし光学、物理学、天文学、解剖学などにも博識で…”などとは書かず、相手(ミラノ公)の興味のあること(軍事と建築)に貢献できますと「だけ」書いています。そして見事に地位を得たわけです。
つまり、潜在顧客の興味のあること・困っていることに、あなたが貢献できるとわかってもらうのが最初の突破口になります。
「買ってもらえたら違いがわかってもらえるはず」
「セッション受けてくれたら良さが伝わるはず」
そう思って延々と能力アピール、商品アピールの記事を書いていたのでは、いつまで経っても必要な人に情報が届きません。なぜなら人は問題を解決したいときに「腰痛 改善」とか「乾燥肌 対策」とか、問題になっているものを単語として検索して情報を探すわけです。商品名・資格名では検索しません。知らないものとは悩み事を結びつけようがないからです。
まず興味を引いて商品を購入してもらうための第一歩は【その問題を私なら解決できます】と知ってもらうことです。
問題解決力をみせる発信にきりかえる
難しく考える必要はありません。実演販売がいい例です。
あれは家庭でのあるあるを再現して(こびりつくフライパンに困る、しつこい油汚れと格闘する、皮革製品の傷を補修したいなど)「このアイテムを使ったらホラこの通り!」と目の前でやって見せてるんです。
あなたの不便を解消します、お困りごとを解決しますというのを目の前で見せられたらそりゃ買いますよね。
そんな視点でSNSでの発信やホームページなどを見返して、発信の方向性を切り替えてみてはいかがでしょう。