集客できないブログの文体の共通点
「ブログを更新しているのにアクセスが増えない」 「少ない既存客だけが読んでいる」「検索に全然ヒットしない」という方のブログの文体の共通点についてこの記事で書きます。
・文の途中での改行多用
・絵文字多用
・意味不明な空白改行多用
・見出し不使用
・タイトルが記事内容を示していない
・記事内容が日常生活日記状態
これらです。
こういう文体は、SNSやメルマガといった「閉ざされた場」「すでに関係性ができている場」でしか通じません。読みづらくても読んでくれるという前提のもとに成り立っています。これを全世界に対して公開して発信する文章として、適切な形でしょうか?
主語も述語も前後の展開もめちゃくちゃなまま、近所の噂話をしている部屋着のおばちゃん・おっちゃんが街角に立っていても興味を惹かれませんよね。これと同じなんです。




閲覧者によかれと思ってやっていることが、実際には逆に働く場合もあります。本当にそれは読者のニーズを満たしているのか?という視点で、できれば複数のOSのパソコン、スマホ、タブレットで表示させながら、自分のブログを見直してください。
ブログやホームページの文章は、フォーマルな場での発言
わたし達は話す場所で仕草や言葉を選びますね。ブログやホームページの文章は、フォーマルな場での発言にあたります。なのでそれにふさわしい文体で綴りましょう。加えて、「質のいい情報が書いてある」と検索エンジンや閲覧者に評価してもらうには、まともな文章を書きましょう。
それには体裁を整えることも必要です。上記のような装飾を施さないと中身がなくなってしまう記事は、しょせん、中身のない薄っぺらい記事です。発信するなら、中身のある、読んだ人の役に立つ(好奇心を満たすことも含まれます)記事を書いたほうが、閲覧者からも検索エンジンからも評価してもらえます。


検索エンジンから高評価を得る文章の基本形
フォーマルな文章を書かなくなって久しい場合や、フォーマルと言われてもピンとこない場合には、こんなことを心がけるようにしてください。
- 文章は左寄せ
- 句読点を用いる
- 一文の途中で改行しない
- 文は段落単位でできるだけまとめる
- 「〜だ」「〜である」調またはですます調(敬体)のいずれかに統一する
- 体言止め(名詞で言い切る)は避ける
- 主語と述語は必ず呼応させる
- 絵文字不使用
- 文字色は使っても2色まで
- 展開が閲覧者にみえるようにする
- 見出しタグを使う
- 接続詞を適切に使う
- 長文になるなら目次を設け、一気に飛べるようページ内リンクを設ける
- タイトルと見出しは内容を的確に表した文言にする
- 文字数は見出しを含めて1,200〜3,000文字/記事
(なお、この投稿の文字数は句読点や箇条書きの先頭の●も含めて1,710文字です)
見づらく感じるようなら空白行を1行だけ入れるか、ワードプレスではスペースというブロックを挿入する(ブロック編集方式のみ。クラシックエディターにはない機能)。段落の間や見出しの直後に画像を挿入するなどで、見た目のぎゅうぎゅう感は和らぎます。
閲覧者にとってどんなブログ/ホームページになっているかを詳しく知りたい場合は、無料相談やウェブ診断モニターをどうぞ受けてください。集客動線に不備があったり、閲覧者にとって不親切なレイアウトになっていたりという盲点を見つけて、集客の取りこぼしを防ぎましょう!